2019/08/24

規格品番を語ろう。「フリュー」篇

あなたは「規格品番」って知ってますか?
別名「レコード商品番号」のことで、日本レコード協会が定めた規格に照らし合わせて作られた「英字4文字-数字」で表した「カタログ番号」的なものです。
第1回にして「規格品番」とはなんら関係なさそうなものをご紹介することになりますが、これはこれで大事なことです。
これであなたも、「規格品番」の素晴らしさがわかるかも知れない?

フリュー篇

あなたは、「フリュー」って会社をご存知だろうか?
プリクラ関係にお詳しい方なら大いにお分かりのことだと思いますが、「オムロン」が自社のセンサー技術を使ってプリクラ的な筐体を展開する事業を始めますが、これがフリューの始まりだと言われてます。
で、その事業はオムロンから独立し「フリュー」となって、今ではプリクラ業界ではシェアナンバーワンだったりする上に、某マーベラスじみた事業もやっています。
要は、ゲームもやるしアニメ関連グッズもやるしといった感じなわけなので、そうなるともう行きつくところは、アニメ円盤の販売もやるようになります。ムービックみたいなもんだね。すごいなあ。
そのアニメ円盤の規格品番は。。。
フリューは「ゆるキャン△」のアニメ円盤を売ってますぜ。

AMUANM-4桁の数字
アムアム?
なんじゃこの字面は!?

規格品番でない品番

規格品番は、日本レコード協会が定めたものなので、もちろん日本レコード協会に割り当てられた「販社コード」が必要だったりします。
「ハンシャ」って言っても、あの「反社」ではなくて、「販売会社」のことです。言われなくても分かれよ。条件反射野郎。
規格品番の販社コードは、古参なら1文字、一般的なら2文字の英字であることが定められていて、それを割り振られるんです。 ソニーミュージック(ソニーレコーズっていうのかな?)だったら「SR」だし、キングレコードだったら「KI」だし、ポニーキャニオンだったら「PC」だし、テイチクと東宝は何故か「T」の取り合いになってるし。。。
しかしながら、日本レコード協会とは縁がなかったり、縁があって欲しくないインディーズ的な感じの会社は、この「規格品番」に近い感じだけど、ダブりが出ないように当たり障りのないようなものにしないといけなかったりするのです。
なので第一回目は、敢えて「規格品番」ではないものを持ってきまして、これも含めて「規格品番」を語っていこうという趣旨だからです。 「規格品番」ではないものをある意味「反社コード」って言われそうだけど、それはやめてください。
で、販社コード的なものを独自で5文字以上にしてでっち上げて、規格品番とダブることを防ぐわけですが、これは6文字なのでダブりっこなし、しかも社名や作品の企画名を表していないという癖が強さに注目してください。
「フリューなんなら、Fとかつけろよ」と思っちゃったでしょ?
これにもちゃんとした理由があるそうです。。

独自品番

どうやら、フリューは商品に「AMU」を頭につけた品番にしたがるらしい。 実際のところは、おいらにはまったくわからんが、そんなところだろうと。。
画像は「このページ」のスクリーンショット。

したがって、「AMU = アミューズメント」なのではないか。
で、「ANM = アニメ」ってところだろうか。
こういうことが、インディーズの品番ではありがちなので、皆さんも品番に注目してみて下さいね。
以上、「規格品番を語ろう。」でした。。。